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決算ダイジェスト

2012年2月期第4四半期  連結業績(2011年3月1日〜2012年2月29日)

連結経営成績に関する定性的情報
景気全般
当連結会計年度における日本経済は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災の影響により、消費マインドが落ち込んだことに加え、サプライチェーンが寸断され、生産・消費活動は急激な減少となりました。夏場前には、企業マインドの改善など緩やかながら明るい兆しが見えてまいりましたが、7月に顕在化した欧州の債務問題の長期化や空前の円高、原子力災害の影響による電力供給の制約など、平成24年を迎えても先行きは依然不透明な状況にあります。
携帯電話市場
携帯電話市場においては、フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行が予想を上回る勢いで急速に進み、平成23年度の総出荷台数4,160万台のうち、スマートフォンが前年度2.7倍の2330万台、全体の56%を占めるものとみられております(出典元:鰍lM総研[東京・港])。
スマートフォンへの急速なシフトの中で、フィーチャーフォン向けのコンテンツサービスの縮小や国内端末メーカーのシェア低下等が顕在化する一方、NTTドコモの「dメニュー」「dマーケット」、KDDIの「auスマートパス」といったスマートフォン向けサービスの拡大に向けた通信キャリアの新たな取り組みが始まっており、携帯電話業界は、大きな構造変化が進行しつつあります。
当社グループ全般の業績
当社グループでは、これらの携帯電話市場の事業構造に速やかに対応し、積極的に技術リソースやコンテンツノウハウをスマートフォンに注力し、事業展開を推進しました。
その結果、当連結会計年度における当社グループの経営成績は、売上高6,037,561千円(前期比15.6%増)、営業利益536,519千円(前期比2.7%増)、経常利益534,283千円(前期比2.0%増)と増収増益を維持しました。当期純利益については、子会社法人税が前年同期に比べ著しく増加したことや税制改正による繰延税金資産の見直しにより、207,723千円(前期比25.1%減)となっております。
また、当社は当社株式の上場市場を東京証券取引所マザーズから東京証券取引所市場第一部へ変更することにつき、株式会社東京証券取引所より承認を受け、平成24年1月31日をもって、東京証券取引所市場第一部に上場いたしました。

セグメント別売上高構成比
(2012年2月期第4四半期)

セグメント別売上高構成比 2012年2月期第4四半期

ソリューション事業
当連結会計年度におけるソリューション事業の売上高は、3,816,102千円と、大幅な伸張となりました。
スマートフォンの出荷台数が増加する中、キャリア、端末メーカー、コンテンツプロバイダーは、それぞれの立場からAndroidプラットフォーム上のソフトウェア、コンテンツ、サービスの基盤整備を急速に拡充している状況にあります。
当社グループでは、創業時からアプリケーション・コンテンツ・ウェブの総合力強化を目標として掲げ、これらの醸成・蓄積を行ってきましたが、これらのノウハウを活かして、Androidベースのサービス立上げのためのソリューション提供に注力しています。具体的には、電子書籍、音楽・映像等のサービスプラットフォームの構築・運用や、Androidという同一OS上で自社端末を差別化するためのアプリケーションやサービスに関するソリューション提供に取り組んでいます。
また、法人向けソリューションにおいては、当社が得意とするメディカル、ヘルスケア業界向けのサイト構築及びシステム開発、WEB制作・運営、WEBマーケティング等の案件に引き続き注力しています。
プロダクト&サービス事業
当連結会計年度におけるプロダクト&サービス事業の売上高は2,221,459千円となりました。
フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行が急速に進む中、既存のフィーチャーフォン向け事業が逓減傾向にあるのに対応して、当社グループでは、スマートフォン向け事業の拡大に積極的に傾注しています。
電子コミック事業については、11月にNTTドコモが開始した「dメニュー」サービスにおいてコミックサービスを展開しているコンテンツプロバイダーのうち、約8割が当社と株式会社セルシスが共同開発したAndroid版電子書籍ビューア「BS Reader」を導入しており、当社プロダクトの利用が着実に拡がりをみせております。
キャラクターコンテンツ事業においては、2月より、NTTドコモの標準ホームアプリ上できせかえが可能な「カスタモ for パレット UI」のサービスを開始しました。当社では、高品質なキャラクターコンテンツ資産を活かし、各キャリア、各端末に応じたフォーマットでキャラクターコンテンツを幅広く展開しています。
メール事業については、スマートフォンのメールで絵文字のアニメーション表現を可能にした「アニエモ」技術を、NTTドコモ向けの「デコメ絵文字pop・デコメピクチャpop」に提供しました。これはフィーチャーフォン向けに提供している「デコメアニメ」エンジンの技術・ノウハウをスマートフォン向けに展開したもので、大画面を利用してメールコンテンツのダイナミックな演出を可能にしたものです。
ヘルスケアサービス『Karada Manager』についても、レコーディング機能を強化した「本格ダイエットモード」、著名人トレーナーの特別プログラムを実践できる「スペシャルトレーナー」機能を追加し、平成24年3月1日より開始したKDDIの「au スマートパス」に対応を開始しております。
 当社グループでは、スマートフォンベースでのプロダクト&サービス事業の事業拡大に引き続き邁進して行く方針です。
次期の見通し
2013年2月期(2012年3月1日〜2013年2月28日)の連結業績予想は、売上高6,650百万円(当期比10.1%増)、経常利益600百万円(当期比12.3%増)、当期純利益235百万円(当期比13.1%増)を見込んでおります。
※上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、業況等の変化等により、上記予想数値と異なる場合があります。
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